2012年05月23日
銅鑼(どら)
寄席を盛り上げるのに、上方落語は様々な楽器を使います。
大太鼓・締太鼓(しめだいこ)・当り鉦(あたりがね)・銅鑼(どら)
拍子木・笛・三味線等です。
当り鉦は、摺鉦(すりがね)と呼ばれるものですが、
「する」という言葉がよくない(お客さんが減ることなどを気にする)ので、
「する」を「あたり」にかえて、当り鉦というそうです。
居酒屋などで、「するめ」を「あたりめ」というのと同じなんです。
市民の皆さんから好評の「さらさら寄席」を更に充実させるため、
以前から銅鑼があればと思っていましたが、
なかなか高価なもので手ごろなものが見つかりませんでしたが、
先日、骨董市でやっと「銅鑼」を見つけました。
自宅に置いてますと、銅鑼がわからない家族から「朝の目覚まし道具か?」と笑われましたが、
説明をすると「いい音やなぁ」と言ってます。
もともと銅鑼は、元来、打楽器として使用されていた物で、
茶事の時中立して腰掛にいる客を向かえる合図にもちいる物なんです。
「茶道」に興味のある私にとって嬉しいところです。、
充実した落語会へ三味線・踊り・小唄など課題は、まだまだありますが、
会員の皆さんと楽しく歩んで行きます。